飛騨川流域に沸く「下呂温泉」は、室町時代の僧 万里集九や、江戸時代初期の儒学者 林羅山により、群馬県の草津温泉、兵庫県の有馬温泉と並び「日本三名泉」として紹介されました。
下呂温泉の歴史は大きく2つの段階に分かれます。最初の発見は平安時代中期で、現在の温泉街とは少し離れた湯ヶ峰---海抜1,000越えの山中で湧出しました。
しかし、時を経て最初の温泉は枯れてしまいましたが、その後、新たな源泉が平地で発見されたことで、現在の温泉街が形作られるきっかけとなりました。
下呂の温泉街①
派手さはありませんが、落ち着いた雰囲気の温泉街となっています。
下呂の温泉街②
温泉街はコンパクトで、1日あれば十分見て回ることは可能です。
岐阜らしく、さるぼぼをモチーフとしたおみやげ等が多いです。
オシャレなカフェも増えています。
温泉プリン
温玉ソフト
温玉とソフトクリームの絶妙な組み合わせがたまらないです。温玉により、バニラソフトがより濃厚に感じられます。
肉寿司
岐阜県ということもあり、飛騨牛の肉寿司を食べられます。
高山ラーメン
素朴な味ですが、これがとてもおいしいのです。贅沢にも飛騨牛を乗せたラーメンもあったりします。
泉質 | 単純温泉(アルカリ性単純温泉) |
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源泉温度 | 約56℃ |
湧出量 | 32,300L/分 |
pH | 9.2 |
アクセス | JR高山本線 下呂駅(温泉街までは徒歩10分ほど)。 |
温泉街の規模 | 中規模(1日で回りきれる) |
食べ歩き | 食べ歩きは可能。 |
飲食店 | 多くはないがある。宿泊時は夕食付プランがおすすめ。 |
日帰り入浴 | 共同浴場は少なく、メインは各宿泊施設の日帰りプランを利用することになる。 |
雰囲気 | 賑やか |
小川屋
下呂温泉に行くとお世話になることが多い宿です。
※日帰り温泉が可能な時期・時間については、各自で調べたうえで利用してください。
train電車の場合
JR高山本線 下呂駅(温泉街までは徒歩10分ほど)