川湯温泉、渡瀬温泉と並ぶ熊野本宮温泉郷の1つであり、"日本最古の湯"を楽しめる温泉地です。
4世紀ごろに熊野の国造によって発見され、開湯の歴史は約1,800年になります。
湯の峰温泉は、歴代上皇の熊野行幸によって広く知られるようになり、また熊野参詣道の道沿いに位置していることから、古くから旅人の湯ごりと休憩の場として用いられました。
湯の峰温泉には旅館や共同浴場等で温泉を楽しむことができますが、特に一日に7回も湯の色が変化するといわれる「つぼ湯」は世界遺産に登録されており、30分の交代制で実際に入浴することが可能です。
泉質 | 含硫黄-Na-炭酸水素塩泉 |
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源泉温度 | 92℃ |
湧出量 | 30L/分 |
pH | 7.0 |
アクセス |
鉄道駅の最寄りは紀伊田辺駅or新宮駅。ただし、温泉街からだいぶ離れており利便性はよくない。(バスで1~2時間程度かかる)
自家用車の場合でも山道を行くため、注意して運転する必要がある。 |
温泉街の規模 | コンパクト |
食べ歩き | ほとんど無かったと記憶している。(卵を購入して温泉卵を作るような設備はある) |
飲食店 | 不明(記憶が定かではない) |
日帰り入浴 | 共同浴場などで可能 |
雰囲気 | ゆったり。静か。 |
温泉卵を作ることができます。ただし、すごく蒸し暑いです。
今回お世話になった宿「湯の峰荘」
有名温泉地と違い、落ち着いた印象です。
温泉街周辺は山の上であり、自然豊かです。
共同浴場。リニューアルされており設備が新しい。
世界遺産「花の窟神社」付近です。海岸沿いで見晴らしがよく、散策にもってこいです。
旧久重小学校(廃校)を利用して、パン屋やカフェが営業しています。
train電車の場合
JR紀勢本線の紀伊田辺駅or新宮駅からバスで約1~2時間。