銀山川を中心に大正時代の雰囲気があふれる温泉宿が形成された小規模な温泉です。
明治時代、尾花沢からは丸一日かかる立地条件であり、また銀山閉山後の人口減少により、湯治客相手に細々と商売をしていたようです。
その後、大正2年の銀山川の大洪水によってほとんどの宿が流されてしまったそうです。その後温泉の湧出量が減り、また川水の流入により温度も低くなってしまい、温泉利用が伸び悩んでいたそうです。
大正10年に銀山川を利用した発電所の開設や、昭和に入ってボーリング工事により高温多量の源泉が湧出したことにより復興を果たし、現在も温泉を楽しむことができています。
泉質 | ナトリウム―塩化物・硫酸塩温泉(低張性中性高温泉) |
---|---|
源泉温度 | 63.8℃ |
pH | 6.9 |
アクセス | JR大石田駅からバスで約40分。 |
温泉街の規模 | コンパクト |
食べ歩き | お土産屋さんやごはん屋さんなどあり、グルメを楽しむことは可能。 ただし、食べ歩きは少し目立つかも。 |
飲食店 | 数店舗あり。オシャレなお店が多め。 |
日帰り入浴 | 共同浴場1か所(しろがね湯)と温泉宿(実施している宿のみ)で可能 |
雰囲気 | ゆったり。静か。 |
銀山温泉の見どころといえば、なんといってもこの温泉街です。
夜はガス灯が灯り、非日常感を感じられること間違いなしです。
共同浴場「しろがね湯」
他の温泉街とは一線を画する建築デザインです
温泉街には至る所に足湯スペースが設置されており、旅で疲れた体を癒してくれます
小ぢんまりとした温泉街なので、日頃の疲れを忘れてゆっくりと過ごすのがよいでしょう
足湯の湯は少し白濁しており、泉質も確かそうです
足湯はこのようにテーブル付きのものがあるので、お店で購入したものを食べながらゆっくりと過ごすこともできそうですね
全体的にレトロな雰囲気ですが、おしゃれなグルメを楽しむこともできます
カフェで一服しつつ、趣のある温泉街を見ることもできます
山と川に面しており、自然豊かなことが特徴です
「大正ロマン館」
温泉街からバスで数分の所にあり、おみやげやグルメが楽しめます
train電車の場合
JR奥羽本線の大石田駅からバスで約40分。